2020年4月〜5月 山本の前の住居 (京都府京都市南区東九条) にて
2020年6月〜11月 HAPS HOUSE (京都府京都市南区東九条) にて
2020年12月〜 山本の現アトリエ (滋賀県大津市) にて

本ウェブサイトについて
本ウェブサイトは、「崇仁すくすくセンター (挿し木プロジェクト)」の挿し木に関する情報をアーカイブするウェブサイトです。
( 最終更新日: 2024年10月25日​ )​​​​​

崇仁すくすくセンター(挿し木プロジェクト)とは: プロジェクトのウェブサイト: sukusukucentre.org
2020年4~8月、京都市立芸術大学および京都市立美術工芸高等学校の移転工事や京都駅周辺の開発によって変化し続ける崇仁地域にて、元崇仁小学校、元崇仁市営住宅、元崇仁保育所などでまちと共に命を育んできた約50種類の樹木から枝を採取し、776本(2020年8月末時点)の挿し木をつくるところからスタートしたプロジェクトです。崇仁やその周辺地域、またご縁のある場所に地植えして返すまでの間(とその後も含めて)、専門家の方より挿し木管理のための知識をいただきながら、挿し木を見守る場所を移動したり(※)、その成長の見守りをしていただける仲間を増やしながら、土地の記憶や人の繋がりを継承していくことを目指しています。2021年6月に崇仁すくすくセンター実行委員会を立ち上げ、崇仁デイサービスうるおい、京都市下京・東部地域包括支援センターと協働で活動を進めています。2024年10月25日時点で、2本の挿し木の地植えが完了しました。すべての挿し木を植え戻すことを目標に、2030年を目途に計画をたててプロジェクトを展開しています。
※本プロジェクト代表の山本の前の住居 (京都府京都市南区東九条・2020年4月〜5月) → HAPS HOUSE (京都府京都市南区東九条・2020年6月〜12月) → 山本の現アトリエ (滋賀県大津市・2020年12月〜) と、主に3カ所の管理場所の移動を経て、現在に至ります。

崇仁すくすくセンター実行委員会 代表:山本麻紀子(やまもと・まきこ)www.makikoyamamoto.com
アーティスト。1979年京都市生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻構想設計修了。ある特定の場所について観察や考察を続け、常識や習慣など日常の中で見過ごされている事柄や疑問を糸口にして、その場に関わる人たちとのコミュニケーションの在り方を考えるプロジェクトを行う。その一連の過程を、絵、写真、映像、ドローイング、染め、刺繍など様々な形式で作品制作を行っている。



「挿し木」とは
挿し木とは、親木の一部を切り取り発根させて新株を得る方法です。親木の性質を受け継ぐという特徴があります。もともと一本の木だったものが、複数に分かれ複数の場所で育つことができます。例えばアジサイ①は、崇仁市営住宅23棟の南側で生きていた一本の木から、何本か採取した枝の一つです。現在、他に3本残っており他の場所に植えられる予定です。


本サイトは京都市立芸術大学特別研究助成事業「SUJIN JOURNAL 2023 - 」+ 芸術資源研究センターの協力で作成されました。
※本ウェブサイトに関するお問い合わせは sujin_journal@kcua.ac.jpまでご連絡ください。
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